平成23年9月15日、29日、10月6日の3回に分けて、小磯記念美術館主催の「掛け軸をつくる」ワークショップが、神戸表具内装協会の協力のもと、小磯記念美術館において開催されました。
当日の様子が、小磯記念美術館のホームページでご覧いただけます。是非ご確認ください。
9月15日木曜日10時~17時まで、第1回目のワークショップで描いた水墨画を表具に仕立てる作業に取り組みました。
講師の先生は、神戸表具内装協会の表具師の方々で、三上崇氏、根津節二氏、根津佳弘氏です。それに、ボランティアで、神戸マイスターの中嶋和秀師と松田伸一師がお越しくださいました!
日常めったにお会いすることがない表具のプロフェッショナルの方々に初めは緊張しましたが、表具師の方々の和気藹々とした仕事の進行や、先生方が、それぞれのこだわりを主張する軽快なやりとりに、やがて、受講している方々も先生にツッコミを入れるほどリラックスされていました。
おしゃべりをしながらも作業の手は忙しく、一つ一つの作業を細かく正確に積み重ねていかなければならないという、頭も手もフル回転の一日でした。
「できるかしら?」と不安にされていた方も、先生の指導のもと完成です。受講者の方々は協力しつつ、総裏打ちの作業まで終えました。